2級から挑戦して2回不合格だった私のリアル体験
資格を取ってキャリアアップしたい!そう思って、私は簿記2級から独学を始めました。
ところが、現実は甘くありませんでした。結果はまさかの2回連続不合格。
本気で勉強したつもりだったのに、どうしてこんなに難しいんだろう?と悩みました。
この記事では、そんな私の失敗をふまえて、これから簿記を勉強するあなたに「絶対に知っておいてほしいこと」をまとめます。
本気で合格を目指すなら、この記事を読んで最短ルートを進んでください!
簿記3級と2級の違いを徹底解説【簿記3級 2級 違い】
まず、簿記3級と2級にはどんな違いがあるのか?
これを知らずに「なんとなく2級に挑戦」すると、高確率で挫折します。
項目 | 簿記3級 | 簿記2級 |
出題範囲 | 小規模な商業取引 | 中小企業以上の複雑な会計処理 |
難易度 | 初心者向け | 応用・実務レベル |
必要勉強時間 | 約100時間 | 約250〜400時間 |
合格率 | 約40%前後 | 約15〜30%前後 |
簿記2級は「最初から2級だけやればいいじゃん!」と思いたくなるかもしれませんが、
実際は、3級の基礎知識がないと2級の問題を理解できない場面が非常に多いのです。
なぜ2級から始めると失敗するのか?【簿記2級 独学 失敗】
私の失敗体験から、2級から始めると挫折する理由をまとめます。
① 基礎が抜けていると理解できない
2級の学習範囲は広く、かつ抽象度が高いです。
例えば、「精算表」「連結会計」「本支店会計」など、3級を理解していないと意味不明な用語が次々に出てきます。
② 進まないから勉強がつらくなる
テキストを開いても「???」が続き、モチベーションが保てません。
結果、勉強時間が減り、試験直前になって「次でいいか…」と諦める悪循環に陥ります。
③ 合格率が低すぎる
そもそも簿記2級の合格率は15〜30%前後。
中途半端な理解だとまず受かりません。初心者が独学一発合格するのはかなり難易度が高いです。
簿記3級から始めた方が圧倒的に合格しやすい理由【簿記3級から始めるべき】
私がもし当時に戻れるなら、迷わずこう言います。
「絶対に3級からやれ!」
理由はシンプルです。
① 勉強の負荷が適切
3級は本当に基礎の基礎から教えてくれるので、初心者にぴったり。
最初から「理解できる楽しさ」を味わえるので、継続しやすいです。
② 3級の知識が2級でそのまま活きる
3級で出てくる「仕訳」「試算表」「伝票会計」などの基本用語は、2級でも100%必要です。
3級で「当たり前」にできるようになっておけば、2級の学習がスムーズになります。
③ 合格体験が自信になる
3級合格という小さな成功体験が、「自分でもできる!」という自信になります。
2級に進んでも、この成功体験がモチベーションになります。
時間がない社会人向け!3級を最速で終わらせる方法【簿記3級 最短合格】
とはいえ、社会人は忙しい。
「3級から始めるのはいいけど、時間がかかりすぎるのは困る」という人も多いでしょう。
そこで、私が提案する超効率ルートはこちら
1. 使うテキストを絞る
- 独学なら「スッキリわかるシリーズ」か「みんなが欲しかったシリーズ」が鉄板。
- 通信講座なら「スタディング」「フォーサイト」「大原」「LEC」「クレアール」
- 1冊+過去問だけに集中。
2. 1日30分でもいいから毎日続ける
- 休日にまとめてやろうとしない。
- 毎日少しずつ積み上げる。
3. 動画やテキスト2周回し、過去問5回分を解く
- 最初はわからなくてOK。
- 1周目で理解できないのは当たり前。2周目で徐々に理解していく。
- その後、過去問演習で実戦感覚を鍛える。
これで、1.5〜2ヶ月あれば3級は十分合格ラインに到達できます。
失敗した私だからこそ言える。「3級から」が最短ルート【簿記 勉強順番】
まとめます。
- 簿記2級はいきなり挑戦すると挫折しやすい
- まずは簿記3級で基礎を固めるべき
- 3級→2級の順番が、最短合格への正解ルート
- 社会人でも3級は2ヶ月以内に終わらせられる
あなたには、私と同じ遠回りをしてほしくありません。
しっかり順番を守れば、独学でも必ず合格できます!
これから簿記に挑戦するあなたの成功を、心から応援しています!
コメント