「どうせ無理だろうな」と思っていたあの日
「宅建に受かりたい。でも…仕事も忙しいし、勉強なんて久しぶり。6ヶ月で本当にいけるのかな?」
そう思っていたのが、ちょうど1年前の私です。
当時35歳。朝は7時30分に家を出て、帰宅は20時すぎ。資格試験なんて8年ぶり。でも、どうしてもキャリアを変えたくて、「人生を変えるきっかけにしたい」と思って決意しました。
この記事では、そんな普通の社会人が6ヶ月で宅建に合格した実体験をベースに、「独学でも合格できる具体的なスケジュールとコツ」を全てお伝えします。
宅建を6ヶ月で合格するための勉強戦略
宅建試験の合格ラインは例年35点前後(50点満点中)。そのためには約300時間〜350時間の勉強が必要と言われています。
6ヶ月(180日)で割ると…
- 1日平均:1.6〜2時間
忙しい社会人でも「通勤中+夜30分〜1時間」で届く数字です。
月別スケジュールの全体像
月 | 勉強内容 | 目標 |
1ヶ月目 | 民法・宅建業法の基礎理解 | 毎日1時間で知識の土台を作る 通勤時間で音声などを聞く(理解しなくて全然OK) |
2ヶ月目 | 宅建業法・法令上の制限 | 過去問スタート&アウトプット重視 |
3ヶ月目 | 税・その他法令・5問免除科目 | 苦手分野の洗い出し |
4ヶ月目 | 全分野の過去問演習 | 正答率を6割超に安定させる |
5ヶ月目 | 模試・テキスト | 間違ったところをテキストで確認 |
6ヶ月目 | 試験日まで予想問題を繰り返す | 合格点を本番で出す準備(本番より短い1時間45分で解くことを意識する) |
ポイント:最初は全然理解していなくてもとりあえず全科目を一周する。
挫折しないためのルーティン化テクニック
私が続けられた3つの工夫
- 勉強する時間を固定:朝の通勤(YouTube講義&通信講座)+夜21時から45分間
- 記録をつける:スマホアプリやエクセルでやったところの記録をつける
- 寝る前に1日1問:今日やったところの範囲問題を1問だけ解く。問題が解ければ自信がつくようになる。
使った教材と活用方法(初心者向け)
基本テキスト(スタディングの通信講座)
- 読みやすく、図解が多い
- 1動画が短いため通勤時間やスキマ時間に学習しやすい
過去問題集(みんなが欲しかった宅建士の問題集 TAC出版)
- この一冊で十分。3回以上繰り返すことで「出題パターン」を体に覚えさせる
YouTube動画(理解しにくい論点をYouTubeで探してみる)
- 宅建一発合格@れくお
- 国際弁護士Tokyo Joeの宅建講座
合格までに気をつけた3つのこと
- 「最初に飛ばしすぎる」
→ 1日3時間など無理すると続きません。まずは毎日30分から。 - 「教材を迷いすぎる」
→ テキストと過去問は1冊を信じて繰り返すのが鉄則。 - 「過去問に入るのが遅すぎる」
→ 1ヶ月目でも1日1問。2ヶ月目には過去問を増やしていくこと。
忙しくても、あなたならいける
私は特別な人間じゃありません。学歴は高卒です。
でも、毎日コツコツ積み上げていくことで、6ヶ月後には合格証が届きました。
あなたも、今日から始めれば半年後にはきっと笑っているはずです。
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